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在日KOREAN RUGBYフェスティバル報告

2014/08/31

8月30日、「在日 KOREAN RUGBY フェスティバルin 東京」が東京中高で行われました。
この日、ラグビー関係者だけで700人ほどが集まったようで、会場は熱気に包まれていました。



高麗Jr vs 玉川学園
朝大 vs 日体大
オールアウト vs 在日Korean OB選抜
高麗 vs 千里馬

在日Korean OB選抜として、九州からは、ボンヒョン先輩、スンミ、私、ファンホンが参加。
あと、ガンヒョン先輩、ギラも出場。(ヒョンサン先輩は前週の試合でアバラ3本、指一本骨折のため不参加)

ガンヒョン先輩の、初老を感じさせないアグレッシブな当たり、
脳震盪を起こして試合中の記憶がまったくないスンミ、
ケガで試合に出られないヒョンサン先輩の慟哭。
色々な意味で見ている者をハラハラさせていました。

BKラインは、SOギラ、CTBスンミ、CTB私の同級生コンビ。
相手のオールアウトはこのBKラインを見て「ヤバイ!」と言っていました。(笑)

交流試合のはずが、オールアウトはガチで挑んできました。
それに対し、ガチで応えるOB選抜。まさしく肉弾戦
見ていた観客は「マジで面白い試合だった!」と興奮気味。
結果は、終了間際にトライを奪ったオールアウトが14-7で勝利しました。


(スランも後方で大活躍。)


(朝青クラブのマネージャーだったソノ姉と20年ぶりに再会)

(同級生と)

懇親会前に行われた総会では、4年間会長をされたチョンウォノ会長が、後任を育てられなかったという理由で、もう2年間だけ会長を努められることに。
また、在日本朝鮮人闘球協会の会長がキンムジョン氏(東京)からキンヒョヌ氏(大阪)へと引き継がれました。

その後の懇親会には200名ほど?が参加。
朝鮮大学の学長、日体大ラグビー部監督、そして帝京大学ラグビー部の岩出監督も参席されていました。
各代表からの挨拶では、今年2月に他界された全源治名誉監督を偲ぶ声もたくさん聞かれました。


(東京朝高ラグビー部)


(大阪朝高ラグビー部)

(在日Korean OB選抜の挨拶)



二次会でも歓談は続き、三次会は八郎先輩の焼肉店へ。

ミング先輩の昔話が面白く、
大学の試合中にボールを持ってフッとフェイントを切った瞬間、
相手の監督を含めて16人がみんな倒れていたそうです。(笑)




(胃袋をパンパンに満たしてホテルへ。(笑))


今年で5回目を迎えた在日KOREAN RUGBY フェスティバル。
つながりの輪が毎年、確実に拡大しており、その勢いを感じることが出来ます。
特に今回の東京開催では、それを強く感じました。

来年は京都開催。

全名誉監督の遺志を引き継ぎ、
在日ラグビーの火を消すことなく、
ラグビーを通して人財を育てていく。

私たち在日ラガーマンの使命はハッキリしています。

そういう意味でも、来年の京都開催には九州からもたくさんの参加者を呼びかけたいと思っています。

今回フェスティバル成功のためご尽力された関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。